【代表より大切なお知らせ】4月23日より「熱中症警戒アラート」が始まりました
皆さま、こんにちは。
日頃より当事業所の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
代表の服部です
4月23日から「熱中症警戒アラート」の運用がスタートいたしました。ゴールデンウィークを目前に控え、屋外での活動が増えるこの時期。私たちのような福祉・支援の現場では、特に利用者さまの体調管理と安全確保にいっそうの注意が必要となります。
昨年のデータから見る危機感
総務省消防庁の発表によれば、昨年の5月だけでも全国で2,799人が熱中症で救急搬送されています。特に高齢の方やお子さま、体温調整が難しい方などはリスクが高く、事業所としても予防への取り組みが重要です。
「暑さ指数(WBGT)」とは?
熱中症の危険度を示す指標に、「暑さ指数(WBGT)」というものがあります。これは、単なる気温だけでなく、湿度や日差し(ふく射熱)も考慮した数値で、熱中症リスクをより正確に判断できるものです。
- 28℃を超えると:熱中症リスクが急増
- 33℃を超えると:「熱中症警戒アラート」発表
- 35℃を超えると:「熱中症特別警戒アラート」発表(命に関わるレベル)
このような状況下では、当日の活動内容を見直したり、室内での作業に切り替える判断も行います。
事業所でも取り組む「熱中症対策」
私たちの事業所では、以下のような予防対策を徹底しております:
- 活動前に暑さ指数を確認し、安全な活動環境の判断を行います
- 外出時には、帽子や日傘の着用を促し、熱を直接受けないように配慮します
- 室内では冷房・換気を併用し、快適な作業空間の維持に努めています
- 水分補給の声かけを定期的に実施し、脱水を未然に防ぎます
また、気温や湿度の状況によっては、活動スケジュールの一部を変更させていただく場合もございますので、ご理解いただけますと幸いです。
特に注意が必要な方々へ
● 高齢者の方へ
年齢を重ねると、暑さを感じにくくなり、のどの渇きにも気づきにくくなります。室内でも油断せず、冷房の使用やこまめな水分補給を心がけましょう。
● お子さま・乳幼児のご家族へ
子どもたちは遊びに夢中になると、暑さに気づかないことがあります。
顔色や泣き方、背中の汗の状態などをこまめに確認し、体調に異変がないか見守ってあげてください。
おわりに:命を守る行動を、今から
熱中症は、「知っていれば防げる」病気です。
私たち支援者がまず意識を高め、適切な行動を選ぶことが、利用者さまや地域の方々の健康を守ることにつながります。
これからの季節、どうぞご自身も無理をせず、体調に気をつけてお過ごしください。
皆さまとご家族の安全と健康を、心より願っております。
