自己紹介ときっかけ
はじめまして。空愛で、将来フリーランスとして働けるように、日々スキルを身につけるために訓練に取り組んでいる上村です。
今回、施設外就労を参加するのは初めての体験です。これまでは、A型の就労支援の事業所で支援員と一緒に作業をすることはありましたが、施設の外で働くのは初めてだったので、最初は、「楽しいな」というシンプルな感想からのスタートでした。
仕事経験としては、一般企業でのアルバイトでの方が多くて、派遣で工場勤務・交通誘導の警備・介護施設での業務員・短期の土木・建設作業の仕事・地域の新聞社の新聞配達・集金・営業の仕事など、いろいろな職種を経験してきました。
施設外就労に参加した理由は、作業所でブログを書いたりしている中で、「将来WEBライターとして稼ぎるようになりたい」と代表や支援員に相談したことがきっかけです。外で働くことで、支援員さんや他の利用者さんとも交流出来るし、いろんな人と関わることができて、それがまた記事のネタにもなりそうと思って、今回参加させてもらいました。
バラ園での施設外就労について
施設外就労に行っている場所は、自宅の近くにあるバラ園です。毎回、支援員さんと事前に待ち合わせ場所を決めて車で連れていってもらっています。作業に行くのは火曜・木曜・金曜の午前中で、基本的に2時間ほどの作業をしています。雨の日はバラ園の作業ができないので作業所でブログを書いたりして、文章力を少しでも上げられるように取り組んでいます。
バラ園での主な作業は、水やりと雑草取りです。バラの鉢がたくさんあるので、水やりは特に大変です。すべての鉢にその日のうちに水をやらないといけないので、終わった頃にはさすがに疲れを感じることもあります。でも、雨上がりの日は水やりの必要がないので、その分楽になります。
雑草取りに関しては、普段プライベートでも父と一緒に畑を借りて野菜を育てているので、あまり抵抗なく作業に入れました。バラの剪定にも少しだけ挑戦させてもらいましたが、これがなかなか難しくて…。今のところは、雑草取りのほうが自分には合っているなと感じています。作業に集中しているときはそれほど疲れを感じませんが、終わって帰るころには少しホッとして疲れが出てくることもあります。
バラ園のスタッフさんたちは、年配の女性が多いのですが、みなさんとても親切で、わからないことがあれば丁寧に教えてくれます。一緒に参加している他の利用者さんとも、いい雰囲気で作業ができていて、毎回楽しく過ごせています。
これからも無理のないペースで、バラ園での作業に取り組んでいきたいと思っています。
施設外就労で体験してみて思ったこと
同じ利用者さんと協力して作業するで、自然とコミュニケーションを取る機会が増えて、とても良い経験になりました。人とのやり取りに少しずつ慣れていくいい訓練になっていると思います。
また、施設外就労では支援員さんも一緒に作業するということを実は始める前は知りませんでした。実際に体験してみて「ああ、こういう形なんだな」と分かったのも貴重な気づきでした。ただ、支援員さんが近くにいると、ちょっと気が緩んでしまうというか、安心しすぎて少し甘えが出てしまうこともありました。そういう自分の一面にも気づけたのは、今回の施設外就労を通して得た大きな学びのひとつだと感じています。
これからのこと
次に挑戦してみたい作業は、土木・建設作業のサポートと、情報誌を制作に関わっている企業での施設外就労です。どちらも実際の現場で動きながら学べることが多そうで興味をもっています。
バラ園で作業している中で、外で体を動かす仕事の方が、自分には向いているんじゃないかと感じることもありました。やってみて初めて気づくことってあるなと実感しています。
今、もっとスキルアップしたいと思っているのは、「自分の言葉」で文章を書く力です。将来的には、3000文字以上の記事をスムーズに書けるようになるのが目標です。伝えたいことをしっかり形にできるよう、これからも少しずつ練習を重ねていきたいと思っています。
おわりに、読者の皆さんに「不安でも、まずはやってみてほしい空愛での施設外就労のすすめ」
「自分にできるだろか...」と不安を感じる方は、きっと少なくないと思います。
僕自身も、「失敗したらどうしよう」とか「周りに迷惑をかけたらどうしよう」といった気持ちを持っていました。
でも、施設外就労では、そんなに身構える必要はありません。もし難しいことや分からないことがあっても、一緒に行っている支援員さんに相談すれば大丈夫です。無理なく取り組める環境があるので、安心して参加できます。
大切なのは、「できるかできないか」よりも「まずやってみよう」と思う気持ちだと思います。誰だって最初から完璧にできるわけじゃないし、うまくいかないこともあるのが普通です。それでも、何度も挑戦しながら少しずつ前に進んでいけば、自然とできるようになっていきます。
周りの人と比べて落ち込む必要もありません。人にはそれぞれのペースがあります。焦らず、自分の歩幅で取り組むことが何より大切だと思います。
もし少しでも「やってみたい」という気持ちがあるなら、自分を信じて一歩踏み出してみてください。「自分ならできる」と思ってチャレンジしてみると、新しい発見や成長につながるはずです。