避難訓練
午後からは、西消防署の職員さんに来客して貰って避難訓練をしました。事前に支援員さんが避難訓練の打ち合わせして役割分担を決めて実行しました。火元は、アクアの方から出火した想定で支援員さんの火事だ!の合図で事業所の外に出て避難して安全なところで集合して全員揃っているか?怪我はないか?確認したり出席確認して避難訓練は終了しました。事業所の中に戻って西消防署の職員さんから消火器の使い方や、避難の仕方など説明を聞いたりしてわからないことがあれば質問したりして西消防署の職員さんからの説明は終わりました。今日は支援員さんも利用者さんもよい経験になりました。
訓練スケジュール
13:10~訓練開始 内容は訓練責任者が「火災発生」の合図を出し、訓練開始
13:10~13:15に火災報告・避難開始 内容はスタッフが利用者に避難を指示し、避難経路に沿って安全に誘導
13:15から13:20に模擬消火器使用訓練 内容は消火器の使用訓練(模擬消火器使用手順を確認)
13:20~13:30に避難・点呼する 内容は避難場所(施設駅側駐車)に集合し、全員の点呼
13:30~13:40には訓練終了・振り返り 内容は訓練終了を確認し、スタッフと利用者で訓練の振り返りを実施
【避難訓練のまとめ】
・通報者は火災場所やけが人の有無確認して初期消火ができたかを伝えると良い
・誰がどの配置でも出来るように次回は担当を変更して訓練すると良い。
・電話の近くには空愛の住所と誰でも確認して電話出来るようにしておく。
・発見者は大きな声でたくさんの人に知らせる。
・初期消火は1本より2本あるなら使った方が良い。
・天井付近まで炎が到達で消火器では消火は無理である為その時点で消火班も逃げる。
・火元から遠い非難誘導口より避難し、空愛は道路に面しており交通事故が必要。
・新しい状況を消防署に伝えることも大切。
・避難は口何かで覆い(濡れタオル・ハンカチ・マスク)、低い大勢で逃げる
【消防署職員に質問】
・今回車椅子で避難を行ったが、おんぶ等の方が早いのではないか、その場合女性支援しかいない場合でもおんぶや抱えての避難で大丈夫か?
【消防署職員からの回答】
秒速な対応が一番である為、車椅子の準備している間に、おんぶなどでの避難の方が早い、支援員で協力して2人、3人で運ぶのも良いと思うとの回答でした。
【総合的評価まとめ】
・訓練は訓練と思わず本番を意識してこそ訓練になります。これが実際の火事となると皆がパニックになり冷静な判断は難しくなります。本番を意識しない訓練が実際の現場で対応出来るのかはまだわかりませんが、今日は3人の利用者さんしかいなかったがこれが10人を超えても出来るのか?火事は一分一秒が大切で少しの遅れが自分の命や仲間や利用者の命につながります。空愛の隣には隣接する住宅もありますのでそのことを考えて訓練に望んで欲しいと思います。
今後実施するときは、出火場所など違う場所に変更したり、地震などの避難訓練も実施されると良いと消防署職員から指示をもらい、次は地震におこる火事を想定した避難訓練を総合評価の部分も活かし実施したいと思います。